おたまさんの体験記 右足人工関節全置換術(MIS手術) 2006年5月 TOPへ 1 2 3 4 5 6 7 8 |
G3ヶ月検診 8月24日(木) 術後86日目
一ヶ月検診で、筋力不足のため車の運転の許可が出ず、二刀流の杖でのなが〜い電車通勤。
さあ、いよいよ合格点をもらうべく、3ヶ月検診に札幌へ!
I先生は、夏休み明けの貴重な時間をわざわざ取ってくださっていました。
予約は4時という事でしたが、夏休み明けでもあり、待ってもらうかもしれないとのことでしたが、
診察していただければ有り難いこと。
Apa−kabarに3ヶ月検診の事を投稿したら、管理者のMさんと、前にお会いしたAちゃんが、
「終わったら一緒に夕食を食べましょう。」と言ってくださったので、会えるのが楽しみでした。
さて、病院に着いたらいつものようにレントゲン撮影と筋力測定。
リハビリのK先生、「うん、手術前より、筋力付いてるねえ。」
私「じゃあ、車合格できる?」
K先生(慎重です。)「それはI先生に聞いてみないと。まあ、大丈夫だとは思うけれど・・・
(ちょっと小さな声で)」 私「ホント!もし駄目なら、K先生、I先生に交渉してね。」
K先生(にっこり笑って、なにもおっしゃらず・・・)
そんなこんなで、まあ、少し安心して、リハビリ室から、待合室へ。
待合室で待つことしばし。I先生の夏休み明けでもあり、患者さんがたくさん待っています。
しばらくしたら、Mさんが、そして、Aちゃんが来てくれて待合室でおしゃべり。
その後Apa−kabarで知り合ったK子さんも来てくれました。
K子さんとは初めてお会いしました。7月にI先生に手術を受けた方。
手術経験者4人で賑やかにおしゃべりしていたら、車いすに乗った一人の女性が話しかけてこられました。
今度股関節の手術をI先生に受けることになっているのだが、不安でいろいろ質問されてきました。
愛知県のYさんという方で、電話番号を教えて欲しいと言うことなので、電場番号を交換。
手術前は、誰でも不安がいっぱいなので、その気持ちよくわかります。
「いつでもお電話ください。」と言いました。
(後日、自宅までお電話が何度かありました。少しでも不安が軽くなったのならいいのですが・・・)
さて待つこと、1時間くらい。ようやく名前を呼ばれ、診察室へ。
3人の応援を受けて、いざ出陣。
私「もし、合格くれなかったら、3人でI先生に団体交渉してね!」
3人「まかしておいて!」 力強いお言葉!
私「出てきたときの私の顔、見ていてね。合格したら、嬉しそうな顔して出てくるから。」
診察室の中ではいつものようににこやかなI先生。
I先生「レントゲンは異常ありませんね。」
私「車の運転はしてもいいですか?」
I先生「よろしいでしょう。手術前より筋力は付いています。」
私「有り難うございます。お友達が3人、待合室で待ってくれているんです。
もし不合格なら、先生に交渉してあげるって・・・」 I先生(にっこり! ほほえみながら) 「(何もおっしゃらないで ・・・)」
「次は1年後でいいでしょう。3ヶ月前に予約を入れてください。」
私(心の中で、「えっ、6ヶ月検診はいいんだ!」と思わず叫んでいました。やったー!)
診察室の戸を開けたら、3人のお友達の顔。私はわざと、悲しそうな顔をして、
駄目だったという風を装って出て行った。 「えっ」とびっくりした顔と「嘘だー」と見破っている顔と。
誰が誰だったかは、内緒!
皆さん、応援どうも有り難うございました。長く待っていただいた甲斐あって、
合格点をいただきました。バンザイ!!! さあ、祝杯にと美味しい居酒屋さんへ連れて行ってもらいました。
美味しいビールで乾杯!北海道の美味を心ゆくまでいただきました。
Mさん、Aちゃん、Kさん、本当に楽しかったです。有り難うございました。
次は1年後お会いしましょうね。
その日はホテルで1泊。翌日無事大阪に帰ってきました。
今回は、空港の中でもキャリーバックは、楽々絨毯の上を滑っていきました。
長い、長い、3ヶ月間でした。でもそのおかげで、足は確実に力がついていきました。
そうそう、I先生の宿題を忘れるところでした。
I先生「筋トレは毎日50回頑張ってください。」
私「(心の中で)えっ、50回。オー・マイ・ゴッド!」でも、I先生には
「はい、わかりました。」と素直な私でした。 つづく
|