ルンルンさんの体験記


左足の自骨手術(前方進入方

2007年8月

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 ◇ はじめに ◇

   私は、昭和45年生まれの37歳、夫と小学生の娘が一人います。
  Mariさんのホームページに出会うまで、一人色々な事を考え、
  悩み、落ち込む事も多々ありました。

   そんな時、主人から、転勤のある前に、手術をしてしまうようにいわれ、
  真剣に考えるようになりました。私の中でも
8年前に、いずれは両方の足を
  オペした方がよいといわれた事は、いつも心のどこかにありましたが、
  1本の足に対して、
3ヶ月の入院・・両方で半年かかるという事、娘がまだ
  小さく、私から、離れられない事などが手術に踏み切れずにいた過程です。


   前向きに、自分のオペ方法や、入院中の事など、色々調べて行き着いた

  
ところが でした。皆さんの体験談を読んでいくうちに、
  
セシリアさんの体験談が、まさしく、私の受けるオペ方だったので、
  思い切って、Mariさんにメールさせていただいたのが、始まりです。



 ◇ 病院探し、いざ病院へ ◇

  今年の3月・・ネット検索で股関節専門の病院を探し、2件まで絞りました。
   E病院に行く事にしたのは、地元の友達から、ロボットを使ったオペを
  するような、すごい病院だと聞いていた事もあり一度診てもらいたいと思う
  気持ちが強くありました。それと同時に短期間で退院したいという気持ちが
  強かった私は、札幌N病院のI医師にも相談のメールをしてみました。
  お忙しいにもかかわらず、翌日には、返信があり『自骨で出来るといわれて
  いるのであれば、自骨のオペをお薦めします・・私は人口股関節のオペしか
  やっておりません・・』と。I先生からの言葉もあり、
  自骨の手術を受ける決意をしました。

   4月E病院へいきました。我が家からは、40分位のところにあり、札幌市
  からくらべると、そんなに大きな市ではありませんが、病院に着いて
  びっくり
!!総合病院を思わせるような、大きな病院。しかも築3年くらい
  のきれいな建物。私の中で入院生活のイメージが勝手に広がっていきまし
  た。

  しかし、それが一転・・・3月・・・浅田真央ちゃんの華麗な滑りに
  酔いしれていた頃、Mariさんよりメールが・・・
  『ご存知かと思いますが、「春藤先生」が
4月付けで、
  
札幌のY病院(現在さっぽろ病院)に転勤になります。』と。
  話によれば、かなり昔から地域にあった、古い病院・・・頭の中で
  イメージし続けていた、入院生活がパタパタと崩れていきました。
  Mariさんに、いてもたってもいられず、相談のお電話をしました。
  話を聞いていただき、落ち着きました。
  どちらにしても、
S先生のオペを受けなければ、3週間の退院はないので、
  病院を選ぶのではなく、S先生に付いていく事を決めました。

  話は戻りますが、E病院で初めて診察を受けたときは、股関節専門の
  М院長先生にお願いいたしました。今までの経過や事情をお話し、
  レントゲンをみての説明に入ると、左足は
9度、右足は20度あり、
  左足は、オペが必要だが、右足はこのまま維持していけるのではないか。
  と言われました。これだけでも
8年間の悩みが軽くなりました。しかも私の
  股関節の状態であれば、S先生のオペで
3週間で退院可能だというのです。
  
もう涙が出そうになるくらい、嬉しさで一杯になりました。

  S先生に診て頂いたのは、5月始め。Mariさんから、先生の評判などは
  お聞きしていたので、先生にとにかく診ていただいて、早めに手術の予約を
  入れようと決めていました。色々な説明の後『ぼくは、いつでもいいから、
  ○○さんの都合の良い日を入れていいよ』と言ってくださったので、娘が
  夏休み中の
8月1日にオペをしていただくようお願いしました。

  その後、629日 貯血のためS病院へ400cc採りました。後は入院準備
  だけとなりました。
7月中旬、病院の都合により、
  オペ日は
86日に変更になる事が決まりました。

 ◇ 入院生活のはじまり ◇

  ☆82

  主人の車に乗り、家族で病院へ向かいました。車中、娘が口数が少なく、
  複雑な気持ちになりました。ここまできたら後戻りは出来ないし、一日も
  早く良くなって、娘の所へ帰ろう・・と自分に言い聞かせました。

  病院に9時ごろ到着、受付で書類などを提出し、しばらく待合室で待った
  後、病室のある
2階へと案内されました。古い病院ではありましたが、
  壁紙なども張り替えてあり、トイレや洗面所、お風呂などは、
  増築された棟にきれいでした。

  部屋に案内されると、6人部屋に、私のお向かいに88歳のおばあちゃん、
  ベットを一つ挟んで、
65歳の方がいらっしゃいました。二人とも
  腰椎の方で入院されているとのことでした。

  その後すぐに、血液検査、貯血のやり直し(日付がずれたため)午後からは、
  МRIなどがありました。リハビリ後、、Mariさんのお友達が尋ねて
  きてくださり、色々なお話を聞かせてくれ、聞いていくうちに
  緊張感と不安な気持ちが消えてゆきました。


 ☆83日


   今日は朝一番で、お風呂!! 気持ちがいい。お風呂で一緒になった
  おばぁちゃんと色々お話をしていると、同じ日のオペで、おばあちゃんは、
  人工股関節のオペらしい。

   S先生が週に一度行っている、新札幌のO整形外科より来たらしい。

   お昼過ぎ、隣のベットに、同じ日に人工のオペをする55歳の方が入ってきた。
   お話では、3月にE病院で、右足の人工オペをして、今回もう片方の
  左足人工オペだそうです。

   とても、お話好きな方で、同じ日に手術なので、とても心強いです。
   明日は、家に一時帰宅の予定だが、台風が心配です。


  ☆84日

   9時30分ごろ主人が迎えに来てくれた。それと、小樽の主人の実家で
  見てもらっていた娘が、自宅に戻る事になった(毎晩、自宅に帰りたいと
  泣いたそうで・・・)プラス、義理父、母もうちに来る事になった(^_^;)

   予想していない事態、急いで帰って、食料の買出しや、気になるところを
  大掃除した(^_^;)

   2日間、のんびりするつもりが、食事作りなどに大忙し・・つかれたぁ・・・


 
☆85日

   15時過ぎに病院へ戻る。他の病室の皆さんが、激励に来てくれました。
   話によれば、S先生の勤務していたE病院が、去年、人工関節オペ件数
  日本一になったという話を教えてくれた。

   この先生にめぐり合えて、本当にうれしく思う。
  明日は先生に全てお任せしよう!!!






              

 

  

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