ルンルンさんの体験記


左足の自骨手術(前方進入方)

2007年8月

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  ◇ 手術後 ◇ 

 8月14日(術後8日目)

   今日は2時過ぎから、目が覚めてしまった。この猛暑の中3日もお風呂に
  入れないのは、辛い・・・水でもいいから、頭から、かぶりたい気持ち。

  9時ぐらいに、お風呂の順番がまわって来た。嬉しい〜♪
   10時リフレッシュした体で、リハビリに。今日は松葉杖の練習。
  なんと
サークルより上手く、術足に体重がかけられ、きれいに歩ける♪♪

   15時過ぎ、リハビリより病室に戻ると、義父、母、娘が洗濯物を
  持ってきてくれた。

   明日、主人は休みをとり、何処にも行っていない娘のために、
  北竜の向日葵畑を見に連れて行くらしい。

   私も行きたい所だが、今回は我慢、我慢。娘とひまわりの素敵な写真を
  楽しみに待つ事にしよう。


   その後、友人が仕事を終えて、寄ってくれた。あまりに病室が暑いため、
  お盆で空いている、1階ロビーで一時間くらい涼みながら、話をした。



  8月15日(術後9日目)

   昨日の夜は、本当に暑いし、風は無いし、眠ったのか、眠ってないのか、
  わからない夜だった。

   今日は、病院自体が、お盆休みで、リハビリも何も無い一日。
   お昼過ぎ、あまりに暇で、冷たい飲み物を買いに、一階待合室に行き、
  ついでに雑誌をみた。

  エレベーターで上がり、部屋に戻って、ゴロゴロしていたら、高校時代の
  友達が、お見舞いに来てくれた。夕ご飯まで、何をしようかと考えていたので、
  すごく嬉しかった。


   夜、主人から、きれいな向日葵畑の写真が携帯に添付されてきた。
  ひまわりの写真は私に
元気を与えてくれた。



               



  8月16日(術後10日目)

   今日は、久しぶりの雨。少しは涼しくなるかな・・・。
   ついつい移動には、サークルを使ってしまう。荷物を持ってだと、
  まだ松葉杖は自信が無い。


   今日は、書類などの提出などもあったので、19日に退院できるか、
  先生に再度確認。

   OKが出た。

  今日は週に2度のお楽しみのお風呂。本当に気持ちがいい””
   午後からの活力になる。
   11時すぎ、私のベットのお向かえに、50代の秋田なまりの楽しい方が入った。
   とてもにぎやかで病室がさらに明るくなった。

   15時、小樽の自宅に行った帰りに、義父、母、娘が寄ってくれた。
   18時30分、主人が頼んでいた物を届けに寄ってくれた。

   そして、メールをチェックしていたら、函館の幼馴染が、札幌に遊びに
  来ているとの事。何とか、帰る日と私の退院日が重なったので、
  我が家に寄れる事になった。

   函館に帰省すると必ず会う友達なので、すごくうれしい(*^v^*)。

 ☆8月17日(術後11日目)

   昨夜は、病院に来て、初めて布団を掛けて、寝た涼しい夜だった。
  しばらく続いた、熱帯夜が嘘のようだった。

   リハビリは9時過ぎに行った。今日と明日残すところ、
  あと3回となってしまった。

   しっかりやろう!!!

   お昼ごはんの後、知らず知らずのうちに寝てしまった。S先生と、お隣の
  話し声で、目が覚めた。『知らない間にねてしまったなーぁー』と私がいうと、
  S先生から『○○さん、口開けて、気持ちよさそうに寝てたよぉ〜〜』と。
  みんな大爆笑だった。

  その後、先生の最終チェック・・術足をぐっと上げて見せると、先生は
  
『すごい、すごい、これはすごい!!』。と褒めてくれた。S先生は割りと、
  
厳しく指導する先生なので、最後の最後に褒めてもらったのが、
  すごく励みになった。先生から
『無理にたくさん歩かなくて、いいから、
  リハビリは無理をするように・・・』

  『しばらくベットたくさん空いているから、まだ居ていいんだぞぉ』とも
  いわれちゃいました。確かに、あと1週間いれば、きっと今より、いい状態で
  退院できる事は間違いないのだけれど、子供の事を考えれば、
  学校も始まっているし、どうしても家に居てあげたい気持ちでした。


   16時ごろ、mariさんが、O先生の診察の後に、病室に寄って
  くださいました。予定より早く退院を決めた、私を気に掛けてくださって
  いました。本当に本当にうれしくて、

   mariさんに出会えた事に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

  8月18日(術後12日目

  
今日も、風が爽やか。このまま秋になるの?

   今日で、リハビリは最後。しかも土曜日なので、午前の一回だけ。
   総仕上げ、しっかりやらなきゃ!!

   8時50分リハビリ室へ。今日は、病院も午前診療のみなので、一般の方も多く
  混雑していた。なんだか、最後だと思うと、寂しい気持ちになった。
  PTさんより、自宅に戻ってからの、プログラムを頂いた。カラー写真で、
  一つ一つの動作が大きく、載っていて、見やすく、わかりやすい。
  自宅に帰ったら、さぼらず、頑張らなきゃ”””


   私は早めに、退院する分、S先生にお願いして、しばらくここより近い、
  病院へリハビリに通うようにしていただいた。
  そこの病院は、
S先生が火曜日の午後だけ診療をしている、我が家から、
  20分の所にあるO病院。S先生に診てもらえるという事が、なにより安心できる。

 

 ☆8月19日 快晴(術後13日/退院の日)

   今日は、ここ2・3日の涼しさで、ぐっすり眠れた。4時ごろから、
  静かに、静かに、荷物の整理。5時には、洗顔や洗髪を済ませて、13日ぶりの
  お化粧もした。私服に着替えて、ベットに座っていると、みんなに
  『おっいよいよ退院だね!!お化粧すると可愛いよ』と言われた・・笑
"^_^";

  ちょうど24時間テレビが放映されていたので、朝から、ドキュメントをみて、
  みんなで、涙した。単純かも知れないが、しばらくの足の不自由さぐらいで、
  へこんでてはいけないなっと強く思った。そして改めて、
  元の状態に戻るよう努力しようと思った。


   8時に最後の朝食を食べ、その後に、他の病室の方にもご挨拶し、
  看護師さんやその他の方にもお礼をして8時50分ごろ、病室の方に見送られ、
  主人と娘と一緒に16日間お世話になった病院を後にした。


   その後、予定通り函館の友人ファミリーと合流。お昼の買出しのため
  Jスーパーによる事に。車椅子マークのパーキングが想いのほか遠く、
  通常パーキングに車を止め、主人に車椅子を持ってきてもらった。
  まずATМでお金を下ろしたかったためコーナーを探すと、
  なんと入った入り口の逆・・・以前なら、なんてことない事なのだけれど、
  必死で、車椅子を走らせた。帰りは、手の力不足もありフラフラ、
  主人に押してもらった。


   このとき、いかに病院生活が、快適なものだったのか実感した。そして、
  今まで、気づく事も少なかった、
小さな親切も、とても心に響いた。
  これから先、自分が逆の立場になった時の事も改めて考えさせられた。

   自宅に着いて、玄関ドアまでの三段の階段さえも、時間が掛かってしまう・・

  
私、本当に明日から大丈夫??

   久しぶりに帰ってきた自宅は、主人が2日間掛けて、
  掃除をしてくれたらしく、きれいに片付けられていた。
感謝!!
   お昼の準備は、友達と一緒に座りながらの作業・・・以前から準備していた
  ガス圧式イスが、大活躍。それにしても、何か一つ取りに行くのにも
  歯がゆい。二階に上がるのは、かなり億劫だ。病院が少し恋しくなった(笑)


   退院後へとつづく  

 

  

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