なんこさんの体験記 左足の自骨手術(RAO+大腿骨外反骨切り術) 2010年1月 1 2 3 4 TOPへ |
◇ はじめに ◇ 私は先天性股関節脱臼でした、昭和46年生まれ。 ハイハイの頃に異常に気づき、石膏のギプスをしていたということです。 成人するまで特に痛みもなく過ごしてきましたが、あとから思えば、 小学生の時に背骨の異常を前かがみになって調べる検査にひっかかったり、 (その後病院にいったかどうか不明) 中学生の時はマラソン大会の練習で腰に痛みを覚え、近所の整形外科を受診しましたが 異常なし(レントゲンを撮った記憶はありません)。 そのころから、おそらく体育授業のあった日などの夜就寝中に、足がズキズキと火照って 痛みが長引くこともなかったので、成長痛?などと思っていました。 足の付け根の痛みを自覚するようになったのは20代前半だと記憶しています。 もともと肩こりもひどく、整骨院にちょくちょく通っていて、付け根が痛む時も施術して はじめは運動不足のせいかななどと深く考えていなかったのですが、たびたび痛むので 「どうしてこんなにたびたび付け根が痛むのか」と聞いたところ、先生は私に 「臼蓋形成不全」の可能性はあるかもしれない、整形でレントゲンを撮ればすぐに そして治療法が手術になる、ということも聞きました。 でもそのころは整骨院の施術でとりあえず痛みはおさまっていたし、仕事もしていたので、 そして数年後30歳過ぎに結婚、妊娠出産を経験しました。 二人目を産んだあとから、痛みの度合いと頻度がひどくなったように感じました。 出産よりも、その後子供を抱っこやおんぶで歩くことが負担でした。 常に違和感や痛みを感じるようになり、ひどいときは夜寝付けないこともありました。 そのころ住んでいたところの近くに、股関節専門の整形外科があると知り、受診しようと そうこうしているうちに子供も成長し、抱っこすることも少なくなりましたが、 草むしりをしたり、幼稚園や小学校の行事に行き長時間立ったり座ったりしていると 10分も歩き続けると痛みだし、疲れて、ウインドウショッピングもゆっくり出来ないように 下の子が幼稚園に入り時間ができたので、やっと受診することを決心し、 病院では、看護士さんからの問診のあと、レントゲンを撮りました。 診察室で先生はレントゲンを見るなり腕をくんで、「う〜ん」 正確な言葉は忘れましたが、両方ともかぶりが浅く、左は手術が必要。 約2ヶ月半の入院と言われ、子供が小さいので何年かあとではダメなのか聞くと、 とりあえず家族とも相談してからということで、その日は帰りました。 もしかして手術といわれるのかもしれない、と予想はしていたのですが、 mariさんはじめ色々な方の股関節のサイトを巡り、自骨手術を受けても一生持つとは その時mariさんにもお会いすることができ、想像した以上に上品でやさしい方で 手術を決め、入院中子供達は車で5〜6時間の所に住む 小学生の上の子は、3学期だけ転校することに。下の子は幼稚園を休園しました。 お正月に帰省し、子供達を残して私だけ帰るとき、別れ際上の子が初めて泣きました。 つられて私ももらい泣き・・。 しかし自宅にもどると、掃除や片付けを済ませたあとは、
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