エクレアの体験記

 臼蓋形成術をして半年で人工を勧められましたが、
筋トレと
生活の工夫で良い状態を保つ事ができ、現在温存 

2004・1

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エクレアの記録 PARTU (2006・5) NEW


                  エクレアの記録 NO3

☆ 筋トレが生活の中に溶け込む ☆

   術後「インターネット」や「股関節症の方の体験記」を2冊,
   その他にも専門誌や雑誌の中からもこれはいけそうだと思う筋トレは
   挑戦してみました。

    マニアルの通りでは痛みが更に強く、全くしないと歩きずらい。
    このストレッチは痛みが残るなあ。これは工夫してした方が
   良いなあとか自分に合わせ
とにかく時間も短めで、できる時に
   何回に分けたり、気持ちの負担に成らないように、

    「ながら筋トレ」を毎日続けました。
    テレビを見ながら、新聞を見ながら、本を見ながら、
   おしゃべりしながら、じやがいもの皮むきしながら、
   
PCに向いながら等々・・・。
真剣にはせず遊びながら、
   時間も今は見ていません。無理に開脚すると痛いので、
   今は横上げもしません。無理に動かすこと止めてから
   痛みも少しずつ取れていきました。
2時の方向の足だけは入浴後
   少し痛くても仰向けに寝て脚をゆらゆらさせたり、
   ハの字に良い脚で術脚を数秒押さえる等して1年以上掛かりましたけど、
   元に戻りました。

☆ のぞみ会と思い ☆

   3年程前 既に会員だったYさんから のぞみ会(変形股関節症友の会)
   が有る事を知り
その頃はまだ法人ではなく地区会も有りませんでしたが、
   股関節症の知識や情報を得たい私にとり 医療講演会や会報誌が
   発行される会はとても魅力的でした。感謝です!

    靴を補高すると楽な事もYさんに教わりました。
    最初は5ミリでも腰の痛みで断念しましたが、歩きやすく生活する為に
   5ミリから慣らし今は1センチ
OP足を高くしています。

    その後Yさんから地区交流会を起こすのでと協力を求められTOさんと
   3人で呼びかけ
最初は少人数でしたが、同じ痛みを分かり合える方々との
   出会いや交流は私にとって新たな救いの手となりました。

    初めての交流会で隣席にいらしたTUさん両松葉の方でとても親切にして
   頂き一冊の本
<股関節で有名な埼玉医大の二ノ宮節夫先生が書かれた本>
   を貸して頂きました。
確か10年ぐらいも前の新しい本では無かったと
   記憶に有りますが、
既に私の受けた臼蓋形成術は現在主流と成っては
   いない事をその本を読んで知ったのです。
内容は思春期以前に行われる。
   まれに成人。手術侵襲が大きいわりに姑息的な手術で長時間にわたる
   効果に疑問。一時的な間に合わせと言うような文面。

    このOPで良い結果の出る時期はとっくに済んでいたのです。
    沢山ある病院の中から昔から評判の高い医師を私が信頼して
   お願いしたのですから、文句は言えません。しかしこれが一人で生活し
   一人で仕事し、何もかも一人で抱え込む状況であったら、きっとそんな
   気持ちでは居られなかったでしょう。
身近で同じ思いをしている方もいます。
    医師は経験も必要ですが、技術、知識は常に高めて頂きたいと思います。
    手術をする医師は理論的にも技術的にも最先端の勉強をしたいと言う気持ちを
   持ち続けて
欲しいと・・・。それができないのであれば、
   できる病院を紹介してくれる医師で有って〜と願います。

    患者がいくら知識を得ても自分で手術はできません。
    しかし私達 股関節症患者は最低限度の知識を持ち一生の相棒(脚)を
   守るのは自分だという認識と努力が必要だと感じます。


    TUさんから本をお借りした時、同じ病院で手術した事をお聞きしました。
    とても長い間のベット生活を余儀無くされ、偶々他の病院からいらした
   先生に助けられた事「このままではベットから降りられなくなる。一度退院し
   専門医で信頼できる先生が居る恵庭の○○○
E病院へ行きなさい」と・・・。

    その先生に会えなかったら寝たきりだったと感謝していました。
    私の脚をも随分心配してくれ行ってみるよう勧めてくれました。
    偶然にも友達からも心配して、
  「知人が
E病院で両足手術してるけど、脚も引いてはないし
現役の
   バスガイドしてるよ。一度会って話しをしてみたら」と・・・。

   そしてお会いし、その方にもTUさん同様 爬行し痛くて腰を回して歩く私に
  
E病院(mari
さんもOPした病院)でOPする様勧められました。

  2001・8・15
   私はお二人に肩を押された形で予め紹介頂き、主人に付き添われ
  受診しました。
一人では医師を見る目に自信が持てなかったからです。
   その時でとても混んでいる病院にも関わらず30分も時間を掛けての問診。
  感激しました。5分ぐらいなものと思っていましたから・・・。

   診断は 「片足初期・術脚末期で初期脚はOPの必要は無く、
  形成した脚の方は骨頭がずれて脚長差が2・5cm有る為 臼蓋に
  骨移植し同じ位置に戻し人工にする。ロボット術も可能!
  今の状態でOPすると良い結果が期待できる。
  又OPしないで固まる事もある。
決めるのは本人だ!」と私達夫婦は
  お話を聞いて正直なお人柄と医者としての自信みたいなものを先生の中に
  感じました。 やっと病院巡りを卒業です。
病院から家までは車で
  4時間掛かりますが、1年に1度は定期検診に行ってます。

   
   話をのぞみ会に戻しますが、プール友達でもあるTさん、Kさん。
   私に入会の手続きの仕方を聞いてくれた Tさんは会の為にとても協力的で
  私ができない部分を補ってくれてます。これからも懲りずに宜しくね〜!

   Kさんもまた良きアドバイザー、私の好きな「ながら筋トレ」の幅を
  広げてくれました。
仕事中もさり気なく筋トレしてますよ〜!
  何処でもできちゃうものですね。

   まだまだ会員の皆さんの中にプラス情報お持ちの方が居られると思います。
   おこがましいと思わないでドンドン情報交換がし易い会に育って
  欲しいですね。
私自身 会員として続けられるかぎり、
  少しでもお役に立てるよう努力したいと考えています。

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