エクレアの体験記

 臼蓋形成術をして半年で人工を勧められましたが、
筋トレと
生活の工夫で良い状態を保つ事ができ、現在温存 

2004・1

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エクレアの記録 PARTU (2006・5)




         術後8年の状態と充実した生活☆
 

 自己骨の手術後に急速に進行し、間もなく人工半置換、前置換と勧められましたが、
  筋トレで痛みと付き合いながら少しでも先に延ばす努力をしてきました。
  その結果 最近ではこのまま行けるのではという自信も持てる様になりました。
  ふと気が付くと階段を走って上り下りしている自分が居るのです。
  経過が良くなかったとしても、気長に待てば良くなれるものですね。
  検診は地元でしていますが、「隙間もあり痛みも無いのなら手術は急がなくてよい」
 と
言われています。

 直ぐ復帰が可能と伺っても自己骨の手術で立ち仕事の場合無理だと悟るべきでした
   家事から慣らし数ヶ月仕事を休めたなら、あんなに辛い思いは無かったでしょう。
   仕事柄入院の3ヶ月は大きく影響しました。復帰後の脚の状態で更に・・・
   私がいないと不安に思う母の為にも
手術は人工にし、もっと先に延ばすべきだったと
  反省しています。

   でもその経験のお陰での色々な面が見え、自覚もできたりと感謝しなくては・・・
  とにかく情報に乏しかった私は自分の病気に対する関心を改めて持ちました。
   パソコンで検索すると負荷や軽減から筋トレや水泳はしない方が良いという
   股関節専門の医師もおりました。
   美意識もそれぞれな様に、治療に対する考えもそれぞれなのですね。
   現在は情報時代ですが沢山の情報に振り回されない自覚も持たなければなりません。

  身近な両親を見てますと、散歩や筋トレを少しずつしている父は80歳と思えなく
   姿勢が良く脚も丈夫で歩くのも速いです。
   椅子に座ったり横たわる事が多い母は杖をつき よちよち歩きです。
   右膝は変形し前方に曲がったまま伸びなくなり筋力が随分落ち骨盤も歪んで見えます。
   もし私が母だったらと考えずにはいられず同じ様に歩いてみました。
   片方だけなので、返ってバランスが悪く加齢による膝の変形がなければ、
  もっと歩けていると思います。

  7年前に母が自己骨で手術して頂いた先生の所へ一緒に受診した事がありました。
  その時の私は術前の丸い骨頭は変形し痛そうで人工にした方が良いと
  診断されましたが、

   母の骨頭は30年以上経ってもキレイに丸い形で、まだこのままで大丈夫との
  診断でした。
今はレントゲンに写る骨頭の変形は親子逆転してしまいました。
   でも変形した股関節も膝もまだ手術は必要ないとの診断なので
  自己骨39年人工23年は
持ってくれてると思います。
   手術が必要になってもリハビリに耐えられるかという問題もでてきます。
   母は77歳でこれから先 痛みや、段々歩けなくなって来る事をとても
  不安に感じて
暮らしています。
   家事も思うようにならなく、遣る事も少なくなると考え過ぎてストレスを溜めたり
  お昼寝して時差ぼけかな?と感じたり・・・

   食器洗いぐらいは、遣って貰うのも親孝行なのかなぁと最近は思います。
   思えば小学生の頃から私が母の足洗いを妹は毎日足のマッサージをしていました。
  そのくらい母は痛みを堪えて暮らしていました。

 今は週一回シップと痛み止めの飲み薬を頂いていますが最近では薬も効きません。
   足湯と忘れていたマッサージをしてあげるようにしたら痛みが和らぎ、
  心も和らいだ日が多くなりました。気持ちの良い事して上げるのが一番ですね。
  母は可愛い笑顔をした日が多くなりました。
  自分の事は殆ど自分で出来るので、私がする事はフットケア、マッサージ、爪切り、
   足の薬を塗る、靴下はかせるぐらいです。なのに忘れる事もあります。
  でも母は「ママは忘れっぽいから」と笑って許してくれます。
  いつまでも歩けように休みの日は疲れない程度に好きな買い物などへ連れ出します
  
勿論 自分の楽しみも忘れませんよ〜!
  フル回転してる生活の方が充実感があり満ち足りている私ですから。
  またそういう暮らしが戻った事に感謝しなければいけません。

   私の体験記を読んでくださった方の中に 沢山の病気を抱えながらも 
   前向きで頑張ってる方がおりました。そのメールを読み感動と尊敬を覚えました。
   お陰で更に頑張れ、チャレンジャーでいられるのかなと思います。
   今またその方のことを思い出し涙して書いています。
   身体に病があると心の病にも住み着かれそうな時があります。
   私自身も一時気が付くと母の愚痴をよく言っていました。
  そんな自分が嫌になりました。

   どんな人でも一杯になれば、自分を見失う事があるのかもしれません。

   先日「話力スキルアップ」という講座へ3ヶ月通い、「言葉使いは心遣い」
  なのかなと
学びました。中でも「相手からの速球をそのまま受け止めては、
  怪我をする。そんな時一歩下がって
受け止めよう」と教えられました。
  「そんな時こそ、相手の立場になって考え、相手が間違っていても
  かわいそうな人だなぁと思い 言葉を返そう、共感しよう」と言うことだそうです。
  
当然なのに、忘れそうです。愚かな者にならないよう努力しなくっちゃ〜♪

 

  スタッフ達も親の介護や家族の繰り返しの入退院で切羽詰る思いを感じながら
  仕事をしていて、一度は退職しました。

   今は短時間のパートで、休みを多く取り自分に合ったスタイルで
  活き活きと元気に
明るく仕事をしてくれています。
   お洒落でステキになり、とても若々しいベテランスタッフ!
   無理さえしなけれが、何か打ち込める事は仕事に限らずあった方が良いと思います。  
    Mari
さん以前に話した事ありましたが、頑張りやのスタッフ、
  いるだけで明るくなる
スタッフと一緒に逸かバリ旅行できる時がきましたら
  相談にのって下さいね。

  我が家は仕事場、廊下、部屋など あちこちに大きな鏡があり、
   自分の歩く姿がよく目に入るので姿勢を正して歩いているのか確認ができます。
   無理な姿勢も骨盤の歪みに繋がるので気をつけています。
   でも最近腰痛で初めて夫のコルセットした2日間。3日目には治ってましたけどね。
   全身を鍛えて措かなければと実感します。
   頑張り過ぎて痛みを残さないよう、重りも後で痛みを感じるので使いません。
   2,5cmの脚長差があるので靴は1cm補高、家の中を歩く時はそのままですが、
   台所や洗面所で立っている時は片方スリッパなど楽に暮らせる様に工夫しています。

  筋トレはE病院のビデオ・N病院の筋トレメニュー・のぞみ会や他の資料から

    時間を決めず少しできる時にできる事を思い出しただけ、忘れる事も多いです。
    一度に多くしないほうが、痛みも残さず、さぼっても影響ないです。

  最近はmariさんのホームページを開き、エクレアの体験記から

    ☆ 座ってできる全身ストレッチ ☆ を見ながら毎日の様に遣っています。

    ☆ 床での筋トレ ☆ CDK は必ずしています。

  ながら筋トレ は習慣的に

   ・テレビ、パソコンしながら 片脚ずつ脚上げ(足首は曲げる)
    膝の変形も防ぐ為に

   ・仕事で立ちながら、偶に下肢に力を数秒入れ筋肉強化

   ・掃除機をかけながら前の脚に加重をかけ筋肉強化

   ・朝目を覚ました時や休憩に両手は組み上へ足首は曲げ下に、
    力を入れ呼吸しながら牽引

 

   筋トレも私には楽しい事の一つです。だから持続できるのでしょうね。

   脚のみでなく全身を簡単な柔軟体操することで肩こりもなくなりました。

   遣りすぎたり休んだりするより、少しだけでも毎日継続することが大事かと

   思います。

  

     最後に 自分の体験以外の事も長々と書きましたが、

    そこからも少しでも参考にして頂けたら嬉しく思います。

    mariさん 自分で記録を残すことは中々できないものです。

    お忙しい中 本当にありがとうございました。

                      2006・5・2  エクレア記







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