6月16日〜7月8日    7月9日〜7月31日    退院後1   退院後2


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        mariの肩腱板断裂手術体験記

                         退院後編 2(最終編)


  何故肩の手術になったかと言うと、左肩は数年前に50肩で半年くらいで治りました。
  その後一年くらい前から右肩が痛くなりましたが、自己判断で「50肩」と思い込み
  これも一年くらいで治ると思い込んでいました。
  周りの人からも「50肩は長くかかるのよ・・・」と言われていたし左が治ったので
  でもシュノーミングで泳いでいてもクロールで腕が回らなくなってきたのです。
  4月23日に掛かり付けの病院のO先生にお話するとすぐにMRIを写しましょうと言われ、
  結果先生から
  ○○さん腱が切れていると言われて・・・・私は??状態。その時先生から言われたのが
  「考えてきてください」
  私は何を?「手術をするかどうかです・・・」

  私にとっては肩の病気の事は未知の世界。
  ネットでも少し調べましたが迷っていても痛みが取れるわけでもないので
  5日後にもう一度病院に来てO先生に手術をお願いしました。
  O先生には両手の手根管症候群の手術していただいて結果も良く
  とても信頼できる優しい先生なので安心してお願いできます。
  急いで手術をしなくてはいけないと言う事ではないけど、来年までと言うのはね・・・
  本当は来年にしたかったけど痛いのに一年以上我慢するのは無理と思い都合の良い日に。


  その後6月2日の検査で診察に来た時にO先生から
  えにわ病院から肩専門のT先生に来てもらって内視鏡での手術をしてもらいますと
  言われました。もちろんO先生も執刀してくださいます。
  後からわかったのですが、腱の切れ方によって手術方法が違うそうです。
    


   肩・腱板断裂を詳しく調べると

   関節鏡視下手術方法

   私の手術方法は関節鏡視下手術です →

   手術をした病院は 



  10月1日

   手術後3ヶ月半が経過しました。約3週間ぶりの検診でした。先生は腕の動きを見て、
   「動きは良いね」と。前回のコツコツと言う音が無いことを確認し、腕の力を見て、
   O先生は 「リハビリを少しさぼっても良いよ・・・」と。
   ユーモアのある言葉に私も笑ってしまいました。
   リハビリの先生に診察結果をお話して、先生も喜んでくださいました。
   来週からはリハビリに通うのは程々にいたします・・・・。


   手術後2ヶ月半からプールに通い始めたのですが、最初は水の中で腕の動きをすると、
   腕もだるくて、長続きしませんでした。クロールの泳ぎも腕が上手に回らなくて出来なかったのが
   昨日は、クロールでも泳げる様になりました。水の中は結構腕にも負担がかかるのですが、
   一月プールに通うとちゃんと腕に力がついてきたのです。
   
   手術後3ヶ月が過ぎると、腕に力がついてきたのが実感できます。
   掃除機を使うのも、多少の買い物袋も持てるようになりました。

   そうそう・・・検診で色々先生にお聞きしようと思ったことを聞いてくるのを忘れました。
   

   




   11月5日

    手術後4ヶ月半が経過しました。約一月ぶりの検診です。肩の動きを見て、先生から
    「もう大丈夫ね、順調に回復したからこれで終了(^−^)!!」
    はい(*^_^*)今日で肩の検診は終わりです。
    私「先生数日前から腰が痛いのです。」
    先生「ではレントゲン写して見てみましょう。肩が終わったら次は腰ですか・・・
        なかなか病院から離れられないね」

    再度診察室に呼ばれて腰のレントゲンの説明。
    腰(背骨)のレントゲンなので、お腹の中にはホチキスの針がいっぱいあります。
    初めて見ました。
    先生と、胆のうのホチキスだねと、さらに骨盤の下の方にも一個ホチキスの針が見えます
    これは良く見ていたけど、胆のうの方は初めて、何だか身体の中に、ホチキスの針・肩の
    ビス・人工股関節と色んな物が入っているな・・・・と眺めていました。
    写真写してくれば良かった。
    
    帰りにリハビリ室によって、リハビリのO先生に報告して、リハビリに通うのも後数回で
    終わりですね・・・と、お互いに寂しいね・・・と。
    
    ◇先生に質問してきた事。

      肩友Tさんが疑問に思っていた、「腱と腱を縫い合わせたら、避けると言う事には
      ならないのですか?」
      先生からは「腱は骨に縫いつけていると」の事でした。
      骨に縫いつけているとは思いませんでした。
      
      私からは「重たいものを持っても大丈夫でしょうか?(重たいスーツケース)」
      先生「徐々に重たいものを持つようにして下さい」

   
    今の状態は、殆ど痛いと言う事はありません、手術前にはあの夜中に痛みで目が覚めて、
    朝も「痛い・痛い・・・」と言いながら起きていたのはすっかり忘れてしまいました。
    一月前までは腕を上げる時には二の腕のところがまだ少し痛かったのが今日上げてみたら
    全然痛みがありません・・・・。腕の力も殆ど戻ってきた様に思えます。
    リハビリの先生からは私は最初から動きが良かったらしく、順調に回復していった様です。
    特に後ろに腕を回すのはスムーズで、周りの同じ手術をした人達はまだ後ろに腕が
    回らないと言います。
    
    長い入院生活で、退院後も毎日のリハビリ通いも大変でしたが、本当に手術をして良かった
    と思える、毎日です。反対の肩の腱が切れないように、生活気をつけます・・・。






  11月13日

    今日で最後のリハビリでした。
    リハビリのO先生が「私の担当の入院患者さんが今週は6人も退院です、」
    「Sさんも今日で終わりで、何だか寂しいです・・・」と
    私も、今日でリハビリに通うのも終わりと思うと何だか寂しく感じました。
    とても一生懸命なリハのO先生でしたので、おかげで肩の動きも良くなり、痛みも無くなり
    手術後のあの腕が動かない!と言う状態からおかしな癖もつかないで肩が普通に動く様に
    なって やはり、リハビリの先生のおかげです・・・。
    股関節の手術をして退院後は自分で筋トレ出来ましたが、肩は自分では出来ない。
    必ずリハビリの先生の力が必要です。体験してみて初めて分かりました。
    サーファーO先生ありがとう!!!(*^_^*)

    他の病院で手術をしたお友達のお姉さんは退院後に一年間リハビリに通ったと
    お聞きしていたので、私もそのくらいかかるのかな〜と思っていましたが、
    思っていたより早くに終わり、ホットしています。

    普通の生活では肩を回すと言う事はほとんど無いと思いますが、これからは週2回の
    シュノーミングで肩に無理がかからないように鍛えていきます。
    
    
    今日で肩の体験記は終わりです。
    皆さんも、肩が痛くなったら50肩と思い込まないで一度整形の病院でMRIを
    写してみると良いですよ。


              

                      
    


    

               肩のビスはチタンです。先っぽに穴があいていて、
               そこから紐で切れた腱板を繋いでいるそうです。
           

横から見たところ。
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