☆ 1ヶ月検診 ☆
11月11日、退院後1ヶ月検診を受ける。
K医師の前で、まず杖なしで歩いた後に両足とも各々で片足立ち。
横になり、股関節の屈伸状態もみる。レントゲンの状態も含め、
良好とのことで、K医師より「杖を返していくかい?」と言葉をいただく。
でも、外の長歩きは未だ不安なので、もう少し借りることにした。
実生活における最近の状況は、家の中では杖なしでオーケー。
家事も初めこそ少し疲れたが、殆どこなしている。
ただ、重い物を持つことだけは避けている。室内での階段も
手すりにつかまることなく、上れるようになった。
退院後3回リハビリに通ったが、普通の生活がリハビリになっているように
感じる。たまに、太股後ろ側が疲れるが、痛みはない。
5年前の手術、そして今回の手術の経過が良いのも、
信頼のおける医師のもとでよいタイミングで手術を受けたからだと
実感している。
私の信頼できる医師との出会いは、6年前。
まさか手術だなんて考えてもいなかったが、知り合いより専門の先生を
紹介してもらい、私は4軒の病院を受診した。その中で、K医師は
1時間程もかけて、いちばん丁寧に私の股関節の状態を説明してくださった。
こちらからの質問もしやすく、人間的な暖かさも伝わってきた。
長く診ていただくこともあり、この信頼関係は非常に大切だと思う。
K医師は、H病院に13年間ほどいらっしゃるが、RAOは年間で約30例、
13年間で約300例、人工股関節は年間で120〜130例、
13年間で1000例以上のオペをこなされている。
特に力を入れているのは人工股関節の再置換術で、全道各地から
再置換のために、多くの人が訪れているという。
自分の目で、そして自分の手で、ひとつひとつ確認されながら
オペをされている先生である。
まさに、整形外科における職人芸をきわめていらっしゃると感じた。
さて、いよいよ雪のちらつく季節。通っていたスポーツクラブには、
手術のために来月いっぱいまで休会届けを出しているが、再来月の
1月からは行動開始の予定だ。ジムで、汗流しながら筋肉トレーニング、
エアロバイク、そして水泳を再開するつもりである。
来春にはクラブ仲間とのサイクリングにも復活だ。
手術を受けたことを良かったと思えるように、これからも筋力をつけながら
前向きに進んでいきたいと思う。
和代記
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