★ yohさんの体験記  ★

                         TOPへ

RAOの手術を勧められて手術予約までしたけど
今は筋トレで痛みが無くなり頑張っています。

1   2   3   4 


2006 Roses Album
2005 Roses Album
2004 Roses Album





         私の股関節症の記録 〜1〜        2003.12.〜2004.1.記入

◆始まり〜  
   2〜3年前から、太腿から膝にかけて痺れと鈍い痛みを感じるようになって いました。
  ですが、私は20年来の腰痛持ちで、腰椎すべり症と椎間板ヘルニアの既往があ り、
  痛みは腰から来ているものと思っていました。


◆思い当たる事など〜
   子どもの頃は活発で運動も得意でした。   20代は忙しい立ち仕事をしていましたが、
  特に股関節が痛くなるという事も なく、充実した毎日を送りました。  
  妊娠中は、臨月近くになると跛行になりましたが、3度の出産は普通分娩で、
  出産後は跛行も治りました。妊娠中の跛行は、お腹が大きくなるとそう云う事も
  あるものだと思って、気にしていませんでした  35歳頃、腰痛がひどくて、
  市内の総合病院の整形外科を受診した時、医師 に、腰の診断の他に
  「赤ちゃんの時、股関節脱臼でなかったかい??」と聞か れました。
  それまで誰からもそのような事は聞いたことがありませんでしたので
   「いいえ」と答えました。  
  (後日、母に確認しましたが、誰も異状には気がつかなかったそうです。)  
  その時、医師はそれ以上の事は云いませんでしたので、私もさほど気には
  留め ませんでした。  腰痛はありましたが、39歳からママさんソフトボールを
  楽しみました。  50歳を過ぎてから、走れない、屈んで捕球出来ない・・・等
  楽しめなくなり、 52歳の時、残念でしたが辞めることにしました。  
  股関節の病気が判った時、ソフトボールを続けていた事が気になりましたが、
  今は、仲間と一緒に長く楽しめて、本当に良かったと感謝しています。

◆最初の痛み  
   2002年春(53歳)、庭仕事を続けていて、左側の脚の付け根と腰から
  太腿に懸 けて痛みを感じました。痛みは段々強くなり、庭仕事どころか
  家事も辛くなって行き、 跛行になりました。  夏が過ぎても痛みと跛行は治らず、
  整形外科専門病院を受診しました。  その時は、腰、膝、股関節の3ヶ所を
  それぞれ別の医師に診てもらいました。
  腰は予想通り椎間板ヘルニアと腰椎すべり症と言われ、手術を勧められましたが
  決 断出来ませんでした。膝は年齢相応の老化でした。  
  処が、ついでにという感じで診ていただいた股関節が、思いもかけず
  「先天性臼蓋 形成不全」という、今まで聞いた事もない病名を云われました。
   その時も、「赤ちゃんの時、股関節脱臼でなかったかい??」と聞かれましたが、
   以前母に確認していましたので、「いいえ」と答えました。
  医師は、正常な人の股関節のレントゲン写真と私のレントゲン写真を対比させて、
   「成長期に何らかの原因で股関節が正常に発育しなかった」 と説明してくれました。
   レントゲン写真で見た私の股関節は、正常な人の股関節に比べて、
  私の眼にもはっ きりと臼蓋が貧弱に見えました。  その時は、様子を見ましょう・・・
  とのことで、痩せる事、水泳・自転車こぎ等を 勧められて薬も出されずに
  診察は終わりましたので、私はこの時は、そんなに深刻 な病気とは思わず、
  腰の手術を受けるべきかどうかばかりに気をとられていました。
  この時の跛行と痛みは冬までに治まりました。

◆2度目の痛み ・ 迷走 ・ 救急病院
   2003年春(54歳)、庭仕事を機に、また足が痛くなりました。
  以前は左が痛くなったので、左を庇って仕事をした所為でしょうか、
  今度は右が痛く なりました。  そのうち、左右とも鼠頚部に熱い痛みを感じ、
  じっと立っているのも辛く、左右の 脚の長さが違うような感じがして来て、
  跛行になりました。 私はこの時点でも、痛みは腰の所為と思っていましたので、
  病院に行ったら今度こそ 手術と云われると思い、何とか別の方法で直したい・・・と、
  神経ブロック治療を受け に行ったりヘルニアのレーザー治療を受けてみようと
  思いました。  神経ブロック治療は、私の場合は痛みは治まりませんでした。  
  それよりも、歩けなくて通院が大変だった事を覚えています。
  レーザー治療は、私のヘルニアは古いもので、治療には向いていないと
  云われました。  そうこうしているうちに、急に血圧が上がって、
  夜間救急病院に行ったり、動悸が激 しくなる等、体調が悪くなって行きました。


◆そうだったのか!!  
   夏を過ぎても痛みは治まらず、このままだと歩けなくなるのではないかと思い、
   一年前に懸かった整形外科の専門病院を受診しました。
   股関節の医師から、レントゲン写真と足の可動域と歩き方を診られて

   「今なら自分の骨で手術が出来る、家で相談してくるように」 と云われました。
   また、何故一年前は手術と云わず今回は手術と言うのかといえば、
  去年私は左足が痛い と云ったけれど、先生は右足の方が悪いと思ったので
  手術を見送った、今回は診たてと 実際の訴えが一致したので手術が出来る・・・
  との事でした。 その時、私は、初めて
「そうだったのか!!!」 と、
  すべてが納得出来たような気がしました。
  ・歩けなかったのも ・足の付け根が痛かったのも ・腰から太腿にかけて
  いつも重苦しかったのも・・・ 腰ではなくて股関節が原因だったのだ!!!
  と分ったのでした。
  思ってもいなかった「身障者手帳」の交付の手続きと「更正医療」の申請について
  説明 を受け、私は、もう手術しか選択肢はないのだと思ってしまいました。
                  戻る            次へ