☆ 手術を決めるまでの経過 ☆
9年前、左股関節痛(足の付け根に刺しこむような痛みを感じる)
あり、近くの整形外科受診。x−pの結果、生まれつき被りが浅いからと
言われる。子供の受験など忙しかったため、今後どういう経過を
辿るのか調べも考えもせず、そのまま放置。
年とともに体重が増え夜間の痛みで目覚める事もあった。
2年半前、友人に勧められ、ヨガに通い始める。体重を7キロ減量、
身体も柔軟になり身体の調子は良かったが、左足だけは痛みが続き、
筋肉も落ちて左に身体が傾くのが気になっていた。
今年2月、意を決して整形外科受診。x−pを見るや、人工関節しか
ない状態まで進んでいると宣告される。そして、もう一つ病院を受診。
年齢的なことを考えると、まだ人工にするのは早いと。
正直その時はほっとしたけれど、不安も強くなってきた。
姉にそれとなく電話で経過を話すと、色々調べてくれもう一度
股関節の専門医に診てもらってから考えようということになった。
4月2日、姉の住んでいる神奈川県の病院を受診。
x−pを見ながら説明を聞く。
年齢的なもので手術を決めるというのは賛成できないと、
歯を例にとってお話してくれた。いずれ入れ歯になるからといって、
虫歯が痛むのを放っておきますか?何でも治療は早ければ早いほど、
身体への侵襲が少なくてすむと。こんな状態になってもまだ
定年近くまで痛みを我慢し、やりたいことも我慢して
生活するつもりですか、と。自信をもって手術を勧めてくれる
話しぶりに「お願いします、先生いつ手術が受けられますか?」
と思わず声に出していた。
6月4日手術受ける!揺れる気持ちの中で何度も自分に言い聞かせた。
☆ 入院から手術まで ☆
通常、1回目の貯血は外来でするが、遠方(愛媛県)のためそれが
困難であり、2週間前から入院することとなった。
5月21日 AM入院 心電図、胸部x−p、血液検査、MRI、貯血400ml
22日 皮内テスト 姉の家に外泊する
23日 買い物して帰院。 ひも付きパンツを作る
28日 2回目の貯血400ml
その後、手術前日までは、三角枕の当て方、寝たきり状態で鏡を
見ながらの食事の摂りかた練習、便器の当て方、リハビリ室での
計測と術前リハビリ等があった。
時間があったので、作りかけで放っておいた趣味の
パッチワークも出来た(2つ完成)
5月14日に人工関節の手術を受け、1週間目で車椅子になった
60代の方からお話を伺い手術に対する不安が軽減する。
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