わんこさんの体験記

右股関節寛骨臼回転骨切り術(RAO) 

(2005年6月)

                                       
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  ◇ 手術を決めるまで ◇

    2004年10月から健康のためにと「ウォーキング」開始
    すぐに左股関節に痛みが出現、急に運動を始めたせいかも〜と考えていました。 
      でも、しばらくすると右股関節にも痛みが出現。しばらく様子を見ていましたが、
    収まる様子でもないので人づてに「股関節の専門」である
A病院がいいと聞いて
    (同じ区内でもあったから)12月に受診。

    レントゲンを見た先生は「これは変股症です。手術が必要です」と説明されました。
    それまでに、痛み方がおかしいとネットで調べていたことと、母から私が幼い時
    「股関節脱臼をしていて、ギプスをしていた」と聞いていたので驚きより
    「やっぱり・・・・」という心境でした。

    それに考えてみると、20代のころから疲れた時にだるかったり、
    痛かったりしてました。

    本やネットでいくら調べても、いつかは手術が必要なことがわかりました。

   

  ◇ 手術の時期決定について ◇

      4月からは受験生である中3、小6年の母としては修学旅行もあるし
  個人懇談などもあり、なかなか忙しく、3ヶ月間の入院というのは何かの行事を
  犠牲にしなくてはいけないんです。精神的なこと、主人の負担も考えると、
  本当に迷いました。

  次の年まで延ばすと、子供は高校生、中学生となり手も離れますが
  私の足はどうなるのか・・・先生ははっきりとは言いませんでしたが
  病状説明では変股症の進行期らしかったので、あまり手術の先延ばしは
  よくないと言う感じでした。

  痛みはその日によって片足だったり、両足にあったりと違いはありましたが
  毎日ありましたので、主人はどうせ手術するなら早いほうがいいし、
  家族3人で頑張るからと言ってくれました。


   2005年3月になり、やっと小学校の娘の最後の(6年生だから)運動会が
  終わってからの6月に手術をするとA病院の先生に伝えることができました。

  そして今度は両足に同じくらいの痛みがあり、また先生の所見でもどちらも
  同じような状態とのことで、どちらの足を先に手術するかーと言われ、
  まよっていました。

  結局、手術前日まで迷い、右足を先にすることを当日に決めました。

  ◇ 入 院 ◇

       6月1日 入院

       7日  右股関節寛骨臼回転骨切り術

       3日間  ベッド上安静

       4日目  車椅子使用可、シャワー可

       1週目  抜糸

       2週目  リハビリ開始 

       6週目  術足 1/3 荷重

        8週目  1/2 荷重

      10週目 全荷重

      12週目  退院  (私は9月2日にしました)

      リハビリメニューで横向きに寝て足上げするというのがありました。
      初めての時、出来たのですがそのあと恥骨〜お尻にもの凄い痛みが起き、
      一時は足を少し動かすことさえ辛い時期もありました。
      当然「痛い」と毎日訴えてはいましたが・・・・・

   ◇ 退院後の初受診(9月13日) ◇
     
       痛みが右のお尻から膝裏まで広がり強くなっていることを先生に伝えると
      レントゲン画像を見て「骨折しています。入院中の画像を見ると7月くらいから
      折れていたようですね。早くに見つけることができなくてすいません」と、
      言われました。

      また、他の人と比べても術部の状態が良くないので(骨のつきかたが悪い)
      ビタミン剤を処方されました。

      骨のつきかたが悪いのは年齢や、カルシウムの採りかたの問題ではなく、
      体質的な要因だそうです。

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