3月17日

今週は慌しい1週間でした。

12日の夜股関節のお友達からの電話で
『E病院のS先生が病院を替わるそうですが
何かご存知ですか?』
と言うお話をお聞きして私の法がビックリ!
次の日からも毎日色んなお友達からお電話が来るのですが
間違った事をお話しては大変な事になると思い
S先生に確認して要約納得出来る内容がわかりました。


4月2日から恵庭のE病院から札幌の病院(Y整形外科)に
お二人の先生の勤務が変わるそうです。

新しい病院には私の肩と手(手根幹症候群)を診て頂いている
上肢専門のO先生も院長先生として勤務されるそうです。
S先生は副院長先生として勤務なさるそうです。
私にとっては自分の主治医のお二人の移動と言う事で、
通うのには自宅からも近くなった事でとても便利になりました。(*^v^*)

(今回の情報は医師にも承諾を得ています。)





そんな忙しい中でも函館のお友達と楽しくランチする事が出来ました
それも母が順調に回復して来ているおかげです。







3月9日

くも膜下出血による水頭症の手術
「シャント術」


朝病室に行くと母はこんなに大げさな手術だと思わなかった・・・。
皆で来てくれなくても大丈夫なのに・・・と涙を流しながら
いた痛そうでした
(と言うわりには看護婦さんには朝早くから娘がまだ来ない・・・
約束していたのに・・・と言っていたそうです。)

朝10時30分から手術が始まって午後1時10分頃には
手術が無事に終わりました。
その後レントゲンを写して、森先生(若い・・・・)からの詳しい術後の説明を
受けて母には3時近くにICUの病室で顔を見る事が出来ました。

手術の内容は簡単に言うと頭の中の脳室と言うところに
貯まった髄液を頭から腹膜まで管を通して余分な水を
バルブの調節で流すと言う手術だそうです
詳しくは→

レントゲンやCTで母の身体の中に入っているチューブを
実際に見ると、大掛かりな手術だったのだなと改めて思いました。
キズは頭と・鎖骨のところと、お腹の3ヶ所にそれぞれホチキスで
止めた後が有りました。1週間後に抜糸です。

頭の中にバルブと言う、水の流れを調節する物(機械)が入っています。
母の場合は『圧可変式バルブ』、です。磁気を用いてバルブの調節を行い、
髄液の流量を調節するそうです。これはMRI等を写した後はその機械の
所に外から機械をあてて微調整するそうです。不思議ですね・・・。
磁気の有るもの(携帯電話等)をその頭の中のバルブに近づけると
誤作動を起こすので気をつけなくてはいけません。
その他注意する事で大きな事は「感染症」だそうです。
これは10%〜20%の患者さんに見られると言うので
確立は高いですね。

手術が無事に終わって家族もほっとしました。







3月6日

やはり手術をする事になりました。

10日程前はリハビリにも前向きだった母でしたが、先週後半からは
回復が足踏み状態でした。昨日はベッドから起き上がるのも
辛そうにしていて、お話する事も、少し変?と思っていました。
昨日は先生から認知症のテスト(時々しています。30点が満点で
入院前は29点、術後は26点)で昨日は前回よりも悪くなって
本人もとてもショックを受けていました。

今日母の担当医の片岡先生からの経過説明で
気になっていた水頭症の症状が出たので9日に手術をしますとの事。
先生もこのまま回復して行くと思っていたそうですが、
この手術をすると、認知症の症状も回復されると言う事ですので
良い方向に向っていく事を信じて母には簡単な手術だから
と説明しました。

全身麻酔で手術時間は3時間くらいかかるようです。
術後のデメリットについても細かく説明をして下さいました。
こうなったら、この様な処置をしますとか・・・・・
こちらからは質問する事が無いくらい、時間をかけて説明して下さるので
家族としては、不安な事も有りますが安心して手術を
お任せできると思いました。

手術をしてくださる先生は森先生と言う方。
今までの担当の先生はカテーテル専門の手術をする方。
こちらの病院では脳外科でも細かく専門的に分かれているそうです。

今日の母は、心電図の24時間ホルダーをつけ、
他にも検査・検査でかなり疲れていました。


◇くも膜下出血は本来「脳脊髄液」が流れている「くも膜下腔」に
起こるわけですから、出血の影響で「脳脊髄液」の流れが障害されて、
脳の中に水がたまる「水頭症」が起こります。「水頭症」は出血直後に起こる場合と、出血から1−2か月(長い場合は半年や1年以上経ってから)ゆっくりと水の流れが悪化して起こるものがあります。
いづれの場合でも要は流れにくくて溜まってしまった「脳脊髄液」を
脳の外に流してしまえば良いので、出血早期なら体の外に流し出す
「ドレーン」という管を脳室に入れる手術、時間が経過している場合は
脳室腹腔短絡術(シャント術)という細い管を脳からお腹の中まで
埋める手術
をすれば治療できる事が多いのです。
しかし、これらの手術は「異物」を体に入れるわけですから
細菌(ばい菌)による「感染」といった問題もあります。
◇では、感染症になったときはどうするのでしょうか?
とても気になるところです、私の人工関節と同じで、一度体内に入れたものを
取り出して、新しく入れなおしをするそうです。
身体の中に異物が入ると言うのは感染症に常に気をつけなければいけないのですね。

何らかの理由で再手術率は10%〜15%の確立だそうです。





6月のバリの旅行記はこちらから
少しずつ更新して行っています・・・・。



ibu-mari





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