Emiの両股関節（両側臼蓋形成不全）

手術3回の体験記

（67才・主婦）

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　＜67才のとき＞

　2004年11月10日入院、11月12日手術（MIS+ナビゲーション方式）を実施。
　手術後1日目の午後より看護師さんについてもらい、歩行器でトイレに
　自力で歩いて行けた時の嬉しさは今でも忘れません。

東京での17年前の手術の時は1ヶ月間は食事も排泄もすべて看護師さんの
　手をかりてのベット上での生活。手術後の脚の痛みより、早く車椅子に乗り
　自分一人でトイレに行きたいと毎日指折りかぞえる日々であったことを思い出し
　今回は術後わずか1日目でトイレに行けたことはまるで夢のようでした。

11月25日の退院日の前日に右下肢に血栓が見つかり、退院は一時ストップ。
　しかし総合病院入院中の良いところで、心臓血管外科の先生の診療のもと、
　血栓を溶かす薬の調整をしていただき、12月2日、手術後21日目で退院しました
　血栓を溶かす薬は、退院後もしばらく飲むようです。

血栓が出来ているといわれても、本人はまったく自覚症状なし、元気はつらつ、
　食欲旺盛、大声でおしゃべりをしている状態。
　退院が延びた1週間はなんとも腑に落ちない日々でした。

退院して手術後30日目より台所に立ち、好きな音楽を聴きながら
　鼻歌を歌っている自分を発見、痛みのない生活の素晴しさを実感しています。

今日（2005年1月12日）で手術後2ヶ月目になります。ほとんど痛みも出ず
　（ただし家事のしすぎと、自宅でのリハビリを頑張りすぎると、
　　時々痛みは出ますがそれも一時的なものです）、
　今までより生活の質はずいぶん向上しました。

これから手術を考えていらっしゃる皆様方も、どうぞ良い先生と
　良い病院にめぐりあい、痛みのない素敵な生活が出来ますことを
　祈っています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００５年１月　　Emi