伊藤さんの体験記

 左足人工関節全置換術

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  北海道は瀬棚で育ち秋田で生活して居ります伊藤と申します。
  1938年生まれO型ふたご座です。2005年2月1日に手術しました。
  現在は股関節全置換手術を受け快調に(以前と比較して)生活しリハビリに
  励んでおります。
  此処までには、数多くの方々のお力添えそして、元気を沢山いただきましたことを感謝し
  私なりに、書いてみました。


 ☆ 2004年11月某日 痛い!! ドウショウ!!
    日常の仕事中、御客様宅で物を持ち上げたときに、突然ギリッ!60数年間
    付き合ってきた 腰の関節が悲鳴を上げダウン。
    その場で動けなくなり足を引きずって急いで車に乗せてもらい帰宅。
    普段掛かり付けの外科医の先生へ診察してもらう、結果もはや手術した方が良いと
    言われて、目の前が真っ暗になり動転してどうすれば良いか判断に迷う。
    取敢えず痛み止めの注射をしてもらい帰宅、痛みは止まらない。

    たしか!!
    10月25日の「秋田魁新報」の札幌のN○○病院のI 先生の記事を思い出し
    急いで家の中の古新聞を探すが、処分した後ですでに無く、隣近所の御宅にも聞いたが   
    何処も同じであった。残念!!

    どうしょう!!
    24時間痛みとの戦い思考力も鈍る。孫に「PCで検索すれば」と言われ
     PCに向かっても思うに任せず四苦八苦の末にようやくN○○札幌病院に
    辿り着く。
    早速I先生にメール送信する。受診可能とのメールを頂き、
    取敢えず1月16日に受診する手続きを完了。

    受診日は決定したけれと。
    手術の安全性、必要経費、入院に当たっての細々とした、心配事がテンコ盛り。
    東京のokeiさんからのメールを数回頂き受診の気持ちが少しかたまる。
     受診日にI先生その他の皆様から親切にされ恐縮。

  ☆ いよいよ入院・・・・
    不安な気持ちのときにmariさんからの安心メールで肩を押されるように
    入院へ思い切れた。
    後は札幌へ行くのみ。入院用の荷物は宅急便で送ったし。

    1月24日入院、手術日も2月1日と決定。
     24日の朝秋田飛行場から一人で札幌に向かいました。千歳飛行場には前もって
     インターネットのメールで車椅子の手配をしておき、そこからJRに乗り、
     札幌駅からはタクシーで病院に向かいました。
     入院後400cc採血、造血機能が思わしくなく2回目はパス、検査結果循内で、
     心臓に不具合が見つかる

    27日カテーテル検査、の結果手術に耐えられるとの事で、
    予定通り手術することになる。
    でも、手術への心配は日毎に大きくなってくる、mariさんからのメールでそのたびに
    元気と勇気をもらう。(心臓の方は退院後秋田で病院にかかっています)
  
  ☆ いよいよ手術だ!!
    2月1日朝から晴天、従兄弟が夫婦で来てくれた、手術前日から色々と世話になり有難う。
    しかし手術の心配とプレッシャーに少しばかり神経質になっていたかな?
    何の苦しみも無く不思議なくらい楽に終わって病室で従兄弟と顔を合わせて
    肩の力が抜けたみたい。
    最初思い込んでいた手術に対する気持ちも、ただの思い過ごしにしか過ぎなかった。

   あるけた!!
    2月2日朝から食欲なし、トイレに看護師さんと行く、術後初めての一歩だが、
    感覚がつかめずアレ!でも再び歩けたことに大感激!!
  
    2月3日うれしい方が見舞いに来てくださった。mariさんの元気で明るいお声で
    一目で分かった。
    手術後左足の感覚が戻らないので少しブルーになっていたので思わず嬉しくなって、
    饒舌になり一人て喋り捲ったみたいで、帰られた後では、我ながら恥ずかしくなり
    反省し切り。でも、遠く離れた病院での不安から嬉かった。

   早く退院したい。
    3月3日の一種電気工事工事士の試験が有りそれまでには体調万全で、
    是非退院したいものだ。
    2月中旬無理したわけではないが、病院内をリハビリ散歩中貧血、しばらく運動は、
    お休み残念!!
  
   いよいよ退院か!
    いよいよ退院の日が迫り、休んだお陰で、ステッキを使った歩行に少々の不安、
    でも、頑張るしかない。
    突然mariさんが見えられ焦っていた気持ちが楽になった、またまたパワーを
    もらったみたい、
    勢いで千歳空港内を思い切って歩けるだけ歩いてみようと思っている。
    家に電話すると、大雪、いやはや屋根に届く位積もっているとか、
    妹も難儀しているようだ、心配でヤッパリ早く帰りたい。