3週間のバリ島一人旅



2001年9月7日〜28日まで、私は初めての一人旅というのを体験しました。2001年6月に長女が会社を辞めてイギリスに、9月初めには次女もオーストラリアにワーキングホリデーと、それぞれ旅立っていきました。子供達に出来ること、私にだって出来るのではと思い、夫婦二人になった寂しさを感じる間もなく私は出発しました。(一人残された主人は寂しかったことでしょう。)

バリ島を選んだわけは、2年前に初めて行ったときに治安の良さと、物価の安さ、ゆったりと過ごすことが出来るという事で、もう一度ここを訪れてみたいと思う気持ちからです。今回は3回目のバリ島滞在です。でも一人で行くのは初めて。宿泊も最初の4泊しか決めていませんでした。後はメールで知り合った現地の方(女性)を頼っての出発です。

7日の朝。札幌は曇り空、小雨の降る中9時30分に家を出発。今回はコンチネンタル航空の千歳→グアム→バリ島を利用しました。グアムでの待ち時間が30分なので、乗り継ぎも楽でした。バリ島到着が夜の9時30分。飛行機には最初の宿泊先のスタッフが迎えに来てくれていました。彼は日本語が話せたので、私も一安心。1時間くらいでウブドのゲストハウスに到着!

そこで私をびっくりさせる事が!!

最初のゲストハウスは、札幌のダイビングが大好きな女性が自分のために建てた2部屋の家です。そこに一人で泊まるのはちょっと不安もあったのですが、なんと
隣のゲストハウスに札幌で知り合ったRさんが長期滞在していたのです!私は荷物もそのままの状態で長々とおしゃべりしてしまいました。彼女にはウブド滞在中色々お世話になりました。(彼女は2ヶ月の長期滞在の為、インドネシア語が上手)さ〜これから私のワクワクするような体験が始まります。



ここが最初のゲストハウスであるペルハウス。


2日目の朝は、6月からウブドに移り住んでしまったayunさんが迎えに来てくれて、メールで知り合ったバリ島に観光できている東京の女性2人と、車をチャーターして1日観光をしました。途中の小さな村で、大がかりなお葬式の「ガベン」を見学することが出来ました。バリ島ではお葬式はまとめてします。私達が見学したのは14体もの大きなガベンでした。遺体を入れる棺は、牛の形や塔の形のものがたくさんありました。


ガベン会場前で。一番左が私です。後ろはお棺。


近くでは食べ物のお店が出ています。私達のような観光客が大勢見学していましたが現地の人達はにこやかに接してくれます。その後、
テガラランのライステラスを見学してカンプンカフェでランチを食べました。ナシゴレンがとても美味しかったです。観光の最後は2000ルピ(28円)のバクソーと言う春雨のスープのようなものを食べました。安さと美味しさにびっくり!!



ガベン会場の横で子供達がお店を開いてました。


ゲストハウスの夜は、近くの「
アルマ」から毎日のようにガムラン演奏の音楽が聞こえてくるのです。涼しくなったテラスに出てガムランを聞きながら目の前はライステラスに蛍が何匹も飛んでいます。日本では味わえないゆったりとした時間です。

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