「かのけい」の体験記
2004年4月左足人工股関節全置換手術(札幌)
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☆ 手術の経過 ☆
2004年2月17日
外来受診。手術依頼。 ドクターから「MIS手術の場合3泊4日から退院が可能」との説明を受ける。
身障者手帳・更生医療申請(ドクター直筆)を持って区役所に行った。
3月31日
血液検査。 術前スケジュールの説明を受ける。 4月8日
自己血の貯血。 造血剤は テストの結果赤い反応が出て注射できない。 4月15日
貯血。抗生剤アレルギーテスト。断層写真。CT。レントゲン。肺活量。心電図。 4月19日
入院。心臓エコー検査(私が血圧上下の心配の為)。 4月20日
リハビリ室で術後の歩き方練習。 麻酔科受診・・・私の希望を聞いてもらう。 ドクターから主人と一緒に手術の説明を聞き、
ネームシールを手術足に。(面談室) MIS(最小侵襲手術)法が目標だが全てのケースを準備との事で
詳しい説明受ける。 4月21日
手術当日。浣腸。8:30レントゲン透視下(私希望)で 硬膜外麻酔チューブを入れる。 MISで無事手術完了。ドクターからレントゲン写真を見せてもらう。
〜安心した。 血圧・脈拍計が側にあり定期的に計測・・低血圧。体温が38度台で吐き気。
術後状態は私が想像した中で一番軽く快適である。
痛みなし。股関節固定。 血栓予防の為、マッサージ器が両足についている。お腹動き水が飲める。
水や氷がとても美味しく、ホッとして夜は熟睡。 自己血を輸血。
4月22日(1日目)
夕方、股関節固定を外し、尿管・傷の管を抜き、トイレは一人で行けた。 リハビリの先生がベッドに来てくれて、足を動かし、歩行器で歩いた。
抗生剤点滴朝夕と飲み薬が始まる。
貧血による低血圧と吐き気の為造血剤注射。 mariさんが夕方病室に見舞いに来てくれた。
4月23日(2日目)
ガーゼ交換開始。リハビリ室に歩行器で行った。 メールを確認。東京長女長男、カナダ次女の受信。
「心配してる。様子を知らせて」 主人が「子供から様子を聞かれた」と見舞に来た。私が大丈夫で安心していた。
4月24日(3日目)
土曜日でリハビリ休み。看護師さんと廊下を自分の杖で歩いた。 3泊4日なら今日だが、「看護師さんと一緒でなら私も退院OK」と実感。
4月25日(4日目)
日曜日でリハビリ休み。痛み無い足で廊下を杖で歩くのが楽しい。 4月26日(5日目) 洗髪。足の位置を教えてくれて何時でも洗髪OK。 リハビリで人工股関節の動きを教えてくれ、階段も上り降り出来る。
4月27日(6日目)
リハビリはプロ指導で いろいろ体を動かせるようになってうれしい。 4月28日(7日目)
術後1週目の検査で大忙し。足裏マッサージ器と包帯巻きは本日で終了。 リハビリも順調。「1週目で退院」は1人で出来ると思う程回復に自信。
4月29日(8日目)
祝日でリハビリ休み。外出券持ち病院周り杖で1時間歩く。完治と思う程。 4月30日(9日目)
日々ドクターの回診で「順調」と伺い、日々安心する。 mariさんが病室に訪ねてくれた。ディールームで皆と話す。
5月1日(10日目)
傷のテープを剥がす。風呂に入る姿勢を練習し、何時でもお風呂OK。 抗生剤が点滴から内服にかわる。
〜5日
土日祝日はリハビリ無し。階段を歩くのが宿題。8階から1階に降り、 ロビーで携帯メールチェックしてお茶して休む。その後1階から8階まで上る。
退院をこの前後でとドクターから話があった。私は連休は病院滞在を選んだ。
1人で病院周辺を歩き携帯写真を撮った。階段下り上りは休みなしで出来る。
5月6日(15日目)
2週目の検査で大忙し。リハビリで自転車こぐ。 mariさんが病室に訪ねてくれた。ディールームで皆と話す。
5月7日(16日目)
東京長女のメールで「便利やさんに掃除を頼むよう」に言ってくる。 ドクターが回診で「外では気をつけるように」とやさしく言ってくださる。
午前はリハビリ。「痛み無く日常動作が出来て疲れない」のを確認した。
午後3時ごろ退院。
馴染みの便利屋さん(除雪を頼んでいた)に病院に来てもらった。
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